新人看護師1年目は地獄だった

社会人から看護学校へ

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

先輩方も色々な方針のもと指導してくれていたと思います。でも正直、怖い先輩もいました。

スケジュール調整中に、「なんで?」「その根拠は?」「なぜそう思った?」と質問を重ねてくる、”なぜなぜ先輩”。質問されて答えられないと、「調べてきて」で終わることもありました。

今振り返れば、自分で考える力を育てたい、調べる習慣をつけさせたい、そういう意図だったのかもしれません。でも新人当時の私は、「いや、答え知ってるなら教えてくれた方が早くない!?」と思っていました(笑)。

ただ、新人のしんどさって、先輩が怖いことだけじゃないんですよね。新人1年目って、全部に時間がかかります。

まずカルテからの情報収集に時間がかかる。病態整理にも時間がかかる。薬剤や点滴も、「これは何の薬?」「副作用は?」「なぜこの治療?」を調べながらなので遅い。看護技術も時間がかかる。

そこに患者さんの予定外のナースコールや急変対応が重なります。そもそも最初は、急変していること自体に気づけません。さらにそこに、毎回の先輩への確認、振り返り、自己学習、膨大な知識、患者さんとの関わり、先輩との人間関係が全部重なる。だから疲れるのは普通です。心身ともに消耗するのは、ある意味当然でした。

そんな新人時代の私が伝えたいことがあります。

① まずは体調とメンタル管理を最優先にしてほしい

ちゃんと寝てください。ちゃんと食べてください。休んでください。体が資本です。

不安で眠れない。仕事のことが頭から離れない。出勤前に涙が出る。そういう状態なら、新人担当者さん、プリセプターさん、信頼できる先輩、誰かに話してください。頑張りが足りないわけではありません。疲れ切っているだけかもしれません。

② 完璧を目指さない

情報収集で全部拾おうとしない。最初から全部理解しようとするとパニックになります。

私のおすすめは、まず医師カルテで疾患・治療方針・今日の予定を把握すること。次に看護記録で、急変、不穏、問題になった出来事だけ先に確認します。そして点滴、内服、検査予定はここだけは絶対確認してください。

そこまでできたら、患者さんのところへ行きます。実際に見て、観察して、必要になったらまたカルテに戻る。全部知ってから動くんじゃなくて、動きながら理解していく。その方が現場では回ることもあります。

③ 看護技術は一発で覚えなくていい

看護技術は、できれば先にマニュアルを見る。できなければ見学で集中して見る。終わったら振り返る。1回では覚えられません。

帰宅後でもいいので、流れ、根拠、禁忌を確認してください。私は写真付き参考書が好きでした。技術って、正解を再現するというより、禁忌を避けながら安全に行う感覚が大事だと思っています。

私が参考にした看護技術の本は、

ねじ子のヒミツ手技 1st LESSEN (著)森皆ねじ子(著)  

看護がみえる vol.2 臨床看護技術(第2版)


薬の使い分けがわかる! ナースのメモ帳: こんなときはどれを選ぶ? 薬剤師さんと一緒に作った薬のハンドブック はっしー (著), 木元 貴祥(著)


輸液の違いがわかる! ナースのメモ帳: 薬剤師さんと一緒に作った輸液のハンドブック 

はっしー(著)、大田 和季(著)


④ とにかく先輩に聞いてください

新人の頃、遠慮して聞けないことがあります。先輩も忙しい。部屋持ちしている。他の新人も見ている。だから、邪魔しちゃ悪いな、そう思う。

でも、安全な看護の方が大事です。聞き方は工夫できます。「今少し相談しても大丈夫でしょうか?」「お忙しいところすみません」「〇〇さんの件で確認したいです」。長そうなら、「急ぎの相談です」と先に伝える。急ぎじゃないものは待つ。でも、自己判断してはいけないことは聞いてください。

わからないまま実施して事故が起きたら、患者さんも、あなた自身の心も傷つきます。先輩に嫌な顔をされるかもしれない。でも、その小さなプライドより、安全な看護の方が大事です。

新人1年目は、聞くこと、相談すること、それ自体が仕事です。むしろ、それが許されている時期です。だから遠慮しすぎなくて大丈夫。聞いて、聞いて、聞きまくってください。


コメント

タイトルとURLをコピーしました